沖縄世(うちなーゆ)
東京芸術劇場にて、「沖縄世うちなーゆ」を観てきました。
沖縄の平和の為に戦った伝説の男、瀬長亀次郎さん(下條アトムさん)と沖縄の独立を夢見た企業家の照屋敏子さん(島田歌穂さん)の実話を元に書かれた物語でした。
日本とアメリカの狭間で、「基地のない沖縄」を願いながら、祖国復帰の為に運動してきた亀次郎さんの「沖縄が、日本に復帰しても何も変わっていない」と言う言葉が重く心にのしかかって来ました。
祖国復帰後、10年経った頃に金武町に駐留する米軍基地キャンプハンセンの側で、喜屋武マリーさんの下でハードロックの修業の為に、滞在して頃を思い出します。
イランとイラクが戦争していた最中でした。
沖縄の基地から、若者達がイランの戦場に飛んで行くの目の当たりにした時、沖縄はまだ戦争が終わっていないと実感しました。
長女と孫が沖縄に住んでいる現在、二度と戦争が起きない事を切に願うばかりです。
きゃんひとみさんとは、24年前に「恩納ナビー今を生きる」(演出 栗山民也さん)で、ご一緒させて頂いてからのお付き合いで、現在も千葉のBayFMでパーソナリティをされています。
人と人とのコミュニケーションが、昔に比べて希薄になっているIT時代、私達はこれからどう生きて行くべきなのかと、考えさせられたお芝居でした。
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